本土ヒラタクワガタの割出し

4ライン中2ラインで幼虫が散見されたため、メスの取り出しをしようと思っていたのですが、なかなか地上に上がって来ないため割出しを開始しました。

卵も見えていたので些か早いとも思いましたが、卵も別で管理。

結果、1ラインは幼虫9頭、卵11個

3ラインは幼虫で18頭、卵10個

2、4ラインは再交尾などしたため、あとひと月待とうと思います。


先代は適当な菌糸で育てたため、64ミリが最大でしたが、今代からは70ミリ目指して本気で育てるつもりです。来年が楽しみ。

数多いたノコギリクワガタたち

頭数があまりに多かったため、ヤフオクに出品させていただいたノコギリクワガタたち。
素晴らしい方々に引き取られていき、残り5ペアほどとなりました。

ぼちぼち飼育できる数になってきたので、出品を終了しようかと考えている頃合いです。
以前にも書きましたが、ノコギリクワガタの大顎はシンプルですが美しく湾曲していて、そこからのツルッとした体が造形として好きでして、メスもメスで他の種類に比べると丸っこくてやや赤みがかって可愛いので大好きです。
あとは、短い命を燃やすように活動的なところもお気に入り。
ちゃんと育てればオスは余裕で62〜70ミリくらいの大きさになりますし、お金もかかりにくくて飼いやすいし。。
一つネックなのは、一年近くある休眠期間が待ち遠しいことですね。

本土ヒラタの産卵セット

二年に一度のペースでゆっくりとブリードを続けている枚方の公園で採って来たヒラタクワガタ

今年は4ラインの予定です。

先日のブログの通り、ハンドペアリングだったこともあり、メス殺しもなく無事終了。

その後ひと月ほどゆっくり期間をおいたので十分でしょう。

これと同じ物が4つ。

多すぎても困るので、それぞれ5.6頭残してあとはヤフオクになるのかな、と思います。

本土ヒラタクワガタ ペアリング

ヒラタクワガタを今年は4ラインでペアリングしようと考えております。
全て大阪の枚方産のWF1達です。
一昨年、ワイルドのハンドペアリングをした際、メチャメチャ苦労したのを覚えています。
今回もまずは2ペア一緒のケースに入れてみました。
なかなか時間がかかるんじゃないかと思いましたが、10分もかからず、無事2ペアとも交尾を開始です。

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1ライン毎に沢山の卵はいらないのでそれぞれ10個から15個くらいとれれば十分です。

来年は60mm後半を出せたらなぁと思っております。

2年に1回のペースで累代を考えているので、その次の代くらいに70mmを出せたらいいなぁと思います。

能勢YG3本目

中々採卵できなかったことで秋から開始した、能勢YG血統を3本目の菌糸瓶へ。
もちろん今回もNESiAさんのミラクルハイグレードDHB。
正直、季節が悪かったのか、2本目交換の際はよくて25g、なかには14gにしかなってないオスもいたので今年は失敗かな。と思っていましたが、血統の力とはすごいのですね。
最重量は37g、他にも10g以上増やして30gに乗せてきた個体が多かった印象です。

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しかし全体的にメスが多い印象。

オス15匹のメス22.3匹くらいになりそうです。

産卵セット組んだ際の温度がやや高めだったのかもしれませんね。ブリードを続けていく上ではメスが若干多い方がいいのかもしれませんが、もう少し半々に近づけたかったです。


今月末もしくは来月頭からヒラタクワガタの産卵セットを組み始める予定です。今年はオオクワガタはお休みかな。

越冬モード解除

啓蟄を過ぎてはや10日。

昼間の暖かい時間帯に土の上に上がってはまた潜っていく姿を何度か見かけていたので、テラスに残っていた個体を全て室内に戻しました。

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ヒラタはみんな既にゼリーを食べ始め、オオクワとノコはまだ手をつけてない感じです。

今年はヒラタの繁殖に力を入れたいのでGW前までに体力をしっかり回復してもらいましょう。

オオクワガタが続々と羽化

更に羽化を確認した個体を放置しておよそ1ヶ月。

ぼちぼち自力発地しそうな感じでしたが休日で時間があることもあり、掘り出すことにしました。

両親は一緒のオス、メスがそれぞれ1頭ずつ。

オスは先日の個体と同じ、19年5月羽化の能勢産76ミリ。

メスは20年5月羽化の阿古谷産40ミリの極太血統。

以前こちらでも書いたことのある産卵セットから産まれた2頭です。

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あまり大きくはないですが、2本目の菌糸瓶で羽化してしまったにしては、完品だしなかなか立派なもんです。

クリアスライダーに移動させてゼリーを与えたところ既に食べ始めています。

残りは全て3本目の菌糸瓶に投入済みのため、3月頃から羽化ラッシュに突入の予感がします。


ちなみに能勢YGは4月頃に3本目へのボトル交換ですが、これもその頃にはいくらかは羽化してそうですね。